2019.08.29
Yasuki Onozaki
社長ブログ

『発明は、課題解決から生まれる?』という話。

こんにちは、小野崎です。

弊社では、2019/08現在、
1. SchNote(学校経営変革のICTシステム)
2. CAMM(AIでマニュアル制作するシステム)
3. ダイバーシティ・キャンパス(多様性に対応する通信制高校)

と、
大きくつのオリジナル・ソリューションを発明・開発し、
社会に提供しはじめています。

そんな風にしていると、サービス提供先・協業先や、
社内のスタッフ、はたまた金融関係者等・・・色々な方から、
・『そのプロジェクトをやろうと思ったきっかけは?』
    とか
・『どうやって発明をしたか?』
を、聞かれることが、多々あります...

聞かれることはほとんどの場合プラスの事であるし、また、聞かれることが発明者としては嬉しくも感じるもの→自分のアイディア/発明に興味もってもらってる、少しは評価されてるんだなーと思えるので...

なのでそんな時は、
嬉しい感情もあるので、『物語的に・少しオーバー』に経緯を説明
することが多いですね。


しかし・・・

説明の後には決まって、

『嘘はついてないけど、実際はそれよりもっと泥臭いというか、なんか違うんだよなー』

と思うことがとても多く。

「反省」という訳ではないですが、
どこかしっくりこない、どちらかというと気持ち悪い感情になることばかりです。

常々、そんなことを思ってたのですが、
ふと、
弊社のCTO(最高技術責任者)のブログを見たら、

まさに、これだ!! という記事があったので、ご紹介します。



<弊社のCTO(最高技術責任者)>

栗原 一貴 (profile)

津田塾大学教授、ワシントン大学客員研究員、
弊社(クーリード株)CTO


彼(栗原さん)はマッシュアップアワード受賞 複数回、また、
あの「イグノーベル賞」も受賞しているとんでもなく凄い、情報処理・情報理工学研究者。
そんな栗原さんに弊社のCTOを受けていただいたのは、私の奇跡の一つであると真剣に思ってますし、事あるごと(栗原さんと技術mtgしてるときとか、相談した時とか)に感謝してます。

↓このPicは、イグノーベル賞 受賞の際の一枚(写真左が栗原さん)
















で、そんな彼が、Blogで言ってたことを引用すると・・・

———-ここから—————

私は、モノづくりというのは「課題がある! →解決策を苦労して探した! →完成!」というシンプルな生い立ちを持つことがむしろ不自然、あるいはとても窮屈、ひいてはもったいないことなのではないかと疑っています。

もちろん、モノづくりのきっかけとして、なにか解決したい課題があったり、逆に何か要素技術があるときにそれがうまく活用できるような場面(課題)がないか、という考えから始まることはよくあります。

しかしモノをつくる人の脳内ではそんな大義とは無関係に、いろいろな発想の種がアメーバのように伸び縮みしながらお互いにくっついたりはなれたりを繰り返す混沌とした世界が広がっており、たまたま何かのきっかけで結びついた発想の集合を観察したときに、「おや、これは面白そうだな」とか「おや、これは◯◯に似ているけど、新しい別な何かのようだぞ」などと、気付いたりするものだという実感があります。これこそが、創造性のエンジンのようなものではないかと考えています。

 

———ここまで(一部引用)———

 

 


どうでしょう???

私は、彼のこのBlogをみたとき、
「なるほどー! そう、そうだよなー、そこが大事だな」と納得しました。嬉しくなりました。よく表現してくれたと感動しました。

なんか、自分の今までの企画/発明(アイディア)の振り返りで悶々としていたのを、一気に、綺麗さっぱり解決してもらったーって
感じですね。

と、
私と同じように思った方、感じた方、多いのではないでしょうか?

なんか、悶々としているのを“スパッと”してくれる考え・教えは
本当に貴重ですよね、それこそが知恵だなと思います。

栗原さんは、そんな知恵も豊富に持ってるので、
会話することが本当に楽しいし、本当に学べます。

そんな、栗原さんの著書『消極性デザイン宣言』 
-コニュニケーションとモチベーションはデザインできる!-「もっと消極的になりなさい」
















この本も、とてもオススメです。
「コミュニケーション」について悶々としてる方を、
スパッとしてくれるのではないかなー?と思います。

興味ある方は是非!
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